-連載- ショートヘアと、裸眼の季節。 ---真綾×青山裕企--- vol.3
──今は、伸ばし中なんですね。
「そうなんです」
──完全にボーイッシュとなると男の子でもいる髪型だから、ただのボーイッシュではなく、おかっぱとか女の子ならではのショートヘアにしていこうかなということですね。
「そうです。後ろも刈り上げて…」
──刈り上げもするんですか。
「帽子とか被るとき、襟足の部分がちょっとピョンッと出る時あるじゃないですか」
──ありますね。
「私はそれが嫌いで。多分A型のこだわりだと思うんですが。なので伸びてきたと思った時は、すぐ刈り上げちゃいますね」
──刈り上げって、一部の女の子にとってはすごく抵抗があるんじゃないかな?
「刈り上げっいうのが男子っぽいのかな、と思うんです。刈り上げが良い悪いではなく、極端にショートヘアが好きなので、刈り上がってても絶対良いと思うんですよね(笑)」
──1回バサッと切ってからは、長くなったり短くなったりしながらもショートヘアを極めてるっていうことなんですね。
「極めてます」
──その前の、ツインテールですごく長い時の髪型っていうのは、ある種記号っぽかったと思うんです。女の子のなかでもそんなに長い髪の人もいないんだけど、ツインテールもそんなにはいなくて、男性っぽくはないですよね。すごく女性っぽいというか。結構真逆に行った感じがしますね。
「ロングヘアになりたいと時々思うことがあるんですけど、それならウィッグを被ればいいやって思うので、ショートヘアでもいいかなって思います」
──ロングヘアをショートヘアにするのは結構難しいからね。
「難しいですね(笑)」
vol.4に、続きます!(2019年10月22日火曜10時 更新予定)
* 本連載は、cakesでも公開しています。
写真集『裸眼の季節』(撮影:青山裕企)
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