-連載- ショートヘアと、革命的瞬間。 ---清水紗良×青山裕企--- vol.5
──ショートヘアの時って、耳が出ちゃうことが多いと思うんですけど、耳は基本出すことが多いですか?
「前は片方だけ出して、片方は髪をかけないっていう感じだったんですけど、今日は雰囲気変えていこうかなって」
──片方だけ出すっていうのは、何か意味があるんですか?
「耳を出したら、顔が明るく見えるじゃないですか? だから出してたんですけど、出したら顔がなんか大きくなるって思ったら、片方かけて半分半分みたいな」
──耳を出してる方から見たら顔が明るく見えるし、耳を出してない方から見たら顔が小さく見える。どっちから見てもお得みたいな。
「そうなんですよ。両方かけたり、かけなかったりしても、なんか一長一短って感じで」
──どっちの耳を出すか、決まってるのかな?
「自分の中では、左を出すって決まってますね」
──それは、耳が出てる、左の顔のほうが好きとか、見て欲しいとかあるのかな?
「どうでしょうね…」
──だって、顔が明るく見えるじゃない?
「左から撮ってもらった写真は明るく見えるけど、右から撮ってもらった写真はクールに見えるので」
──ある意味、表現の引き出しが増えるってことですね、角度によっては。
「はい」
vol.6に、続きます!(2019年10月30日水曜10時 更新予定)
雑誌『フォトテクニックデジタル 2019年9月号』
にも掲載されています!
https://www.amazon.co.jp/dp/B07TKNFWNF/
モデル: 清水紗良
撮影・取材: 青山裕企
協力:アクターズスクール広島、中野 潤(BLOCKBUSTER)